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金賢姫が現在は結婚していた!夫との馴れ初めや子供について調査!

金賢姫(キムヒョンヒ)は、1987年に起きた大韓航空機爆破事件の実行犯として知られていますが、現在は結婚し、夫と子供とともに生活を送っているとのこと。

夫とはどのように出会い、どのように結婚に至ったのか、また子供がいるのかどうかについても注目が集まっています。今回の記事では、金賢姫の結婚相手のや馴れ初めや子供についても詳しくご紹介します。

 

金賢姫は何した人?

金賢姫は、1987年の大韓航空機爆破事件を実行した元北朝鮮工作員です。

大韓航空機爆破事件とは

1987年11月29日に起きた事件で、大韓航空858便という旅客機が、タイ・バンコク発、韓国・ソウル行きの途中で爆破された事件です。

事件の背景には、北朝鮮の工作員によるテロ計画がありました。事件の数か月前に、ソウルで開催された1986年アジア競技大会の際に、北朝鮮の工作員が爆弾を仕掛けたテロ事件が起きており、この事件に報復するために大韓航空858便が標的にされたとされています。

事件当日、858便には115人の乗客とクルーが搭乗しており、爆破されたことで全員が死亡しました。犯人は、旅券名「チョ・スンヒ」という偽名を使用していた、当時25歳の女性工作員である金賢姫(キム・ヒョンヒ)でした。彼女は、ソウルで乗り換える直前に、機内のトイレに仕掛けた時限爆弾を起爆させたとされています。

事件後、金賢姫は逮捕され、裁判で有罪判決を受け、韓国で死刑判決を受けましたが、後に大統領恩赦により減刑され、2009年には釈放されました。

 

 

金賢姫は現在、結婚して夫と子供がいる

金賢姫が、現在結婚していることが判明しました。彼女と結婚相手は一体、どのような経緯で出会い、結婚に至ったのでしょうか?また、二人の間には子供がいるのか、気になるところです。詳細を調べてみました。

金賢姫は1997年12月に、国家安全企画部のボディーガードだった男性と結婚しました。二人の馴れ初めは、ボディーガードとして日々そばに守ってくれていた彼との接触から愛情が芽生えたようです。

一部のインターネット上では、金賢姫が離婚したという噂がありますが、実際にはそのような事実はありません。

金賢姫は北朝鮮工作員として大韓航空機爆破事件を起こし、115人を殺害した罪で死刑判決を受けましたが、後に恩赦を受けて自由の身になりました。その後、韓国人男性と再婚したというのは、数奇な運命といえます。しかしながら、事件の遺族たちは、実行犯である金賢姫が幸せに再婚したことに納得できない思いを抱くかもしれません。

金賢姫には、結婚した旦那との間に2人の子供がいます。しかし、彼らは自分たちの母親が金賢姫であることを知らないとのことです。

恩赦を受けてからは、金賢姫は韓国国家安全企画部の嘱託職員として、公演活動や本の出版などを行っています。そのうち、いくつかの著作が日本でも翻訳され、出版されています。

 

結婚後に金賢姫が訪日

結婚後はほとんど公の場に姿を現さなくなりましたが、韓国のある地方では24時間の特別警護を受けているとのことです。2008年には、田口八重子さんのご家族と会っており、2010年には訪日したこともあります。

2010年2月、日本政府は金賢姫を日本へ招聘する考えを表明。

・7月20日早朝、日本政府のチャーター機で訪日

・21日、22日に横田滋さんら拉致被害者家族と面会

・23日に韓国へ帰国

滞在の場所として、鳩山由紀夫前首相の軽井沢別荘が、警備上等の理由で選ばれています。

日本政府は元来、死刑囚や懲役5年以上の刑を受けた外国人の日本への入国は出入国管理及び難民認定法の規定で認めていませんが、千葉景子法務大臣が、出入国管理及び難民認定法の12条特例条項を適用して日本への入国を認め、日本の警察も日本国旅券偽造による旅券法違反容疑による事情聴取を、今回の来日中は見送りました。

この訪日に関して、自民党、公明党等の野党から、超法規的措置判断での日本入国や関越自動車道等の封鎖、ヘリコプターによる遊覧飛行などの、いわゆる要人待遇に非難の声が強まりました。

中井洽拉致問題担当大臣は、遊覧飛行は大韓民国側の要請によって行われた、と主張していますが、大韓民国国家情報院は、韓国から日本に要望した事実はないと否定しています。

また、2013年にはテレビ出演し、自らが大韓航空機爆破事件の実行犯であることを再度告白しました。しかし、それ以降はメディアへの露出は少なく、ひっそりと生活しているようです。

 

まとめ

以上、金賢姫の現在の生活についてまとめてきました。

彼女は現在、夫とともに平穏な生活を送っています。しかし、金賢姫がかつて行った行為は、多くの人々にとって忘れることのできない傷を残しました。大勢の犠牲者が出た大韓航空機爆破事件は、未だに多くの人々の心に深い傷跡を残し、事件の真相究明や加害者の責任追及が求められています。

金賢姫は、この事件の実行犯であることは間違いありません。しかし、彼女が今のような幸せな家庭を築いたという事実を知ることで、多くの人々がその過去と向き合い、新たな人生を歩む勇気を持つことができるかもしれません。また、事件の背後にある政治的な背景や、北朝鮮の工作活動についても再び議論を促すきっかけとなるかもしれません。

金賢姫の現在の生活は、事件に関わった多くの人々にとっては許せないものかもしれません。しかし、私たちは彼女の今後の人生に向けて、厳しい批判とともに、人間としての再生や社会復帰への道を歩むことを望むことができます。

この事件から学ぶべきことがまだまだたくさんある中で、私たちは過去と向き合いながら、新たな未来を切り拓いていくことが求められています。

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